三重県で住宅を新築する場合、現金で一括で買う場合以外は住宅ローンをどのように組むかを検討することとなります。賢いローンの組み方を検討してみます。 住宅ローンを金利で大きく分けると、「変動金利型」と「固定金利型」があります。金利については、金利が上昇した場合のリスクを金融業者が負担することになるので「固定金利型」の方が金利が高めとなります。まず、金利選択としては、今後の日本経済がインフレに向かい、金利が上昇していくと考えるなら固定金利を選ぶのが賢い選択となります。一方、デフレに向かうか、現状維持(長期金利が0%を少し下回る状況)が続いて金利が上昇しないと考えるなら「変動金利型」を選ぶのが賢い選択となります。 次に、借りる場合の手数料や保証料といった点です。これらは業者が様々な組み合わせをしてきます。保証料がない代わりに手数料が高い場合があったり、ローン返済期間中に死亡した場合にはローン残額を保険でカバーしてくれる団体信用生命保険が手数料の中に組み込まれていたりと様々です。手数料、保証料、団体信用生命保険をトータルで組み合わせてどこが一番得になるのかを検討する必要があります。